エストニアでデジタルノマドビザが2019年から発行されるかも【ソース記事全和訳付き】

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IT先進国として注目されるエストニア。
世界中からデジタルノマドや起業家が集っている環境、選挙までネットで行われる程進んだネット化社会。日本人移住者も増えてきている注目の国。

そんなエストニアに更なる注目ニュース。
なんと「デジタルノマドビザ」なるビザの発行を構想しているそう...!

以下元記事の要約です。

デジタルノマドビザとは、外国人がエストニア国内の365日間長期の滞在・仕事を可能にし、90日間のEU諸国旅行を可能にする為のビザ。

現在エストニアはEUの中でもデジタル先進国として注目を集めている。既に国外から銀行口座を開設したり起業したりする制度を持つエストニアだが、デジタルノマドビザにより更にデジタル先進国としての地位を確率しようとしている。

この構想はジョバティカルという世界最大のデジタルノマド向け仕事プラットフォーム運営会社のサポートを受けている。

ただ課題も存在する。デジタルノマドの定義問題や、他EU諸国の賛同を得られるかどうかだ。エストニア自身も課題は十分承知済みであり、これからどうなるか注目の構想である。

海外移住者にとって切っても切れないビザ問題。
この気になるニュースの元記事である
「Estonia plans its Digital Nomad Visa」
をしっかり和訳してみました。

-- 以下全訳 --

エストニアのデジタルノマドビザ計画

エストニアの独立100周年を祝い、内務省がデジタルノマドビザの構想を計画している。
これはエストニアが過去10年間で築き上げた、ボーダーレスバンキングやe-residency制度に代表されるデジタル先進国化を更に推し進める形になる。

デジタルノマドビザは、外国人がエストニア現地のサービスへ海外からのアクセスを可能にする。
内務省は「ジョバティカル」というエストニア発のデジタルノマド向け仕事プラットフォームを提供する企業と共に、この構想へ取り組んでいる。

 

エストニア内務省の移民アドバイザーであるKillu Vantsi氏曰く

「移民ポリシーは今日のグローバリズムを考慮しています。人々は更にモバイルに、旅を仕事を組み合わせるようになりました。」

「エストニアはe-solutionやe-residencyプログラムのお陰でデジタルノマドの間では大変人気な国となりました。デジタルノマド達は上記制度のお陰で、場所にとらわれる事なくエストニアのインターネットサービスにアクセスできます。
今度はエストニアへの入国を簡単にするためデジタルノマド達が特別ビザを要求している事は、とても自然な流れと言えます。」

「現在はジョバティカルと共同で、デジタルノマド達から情報を集めて構想実現の可能性を分析している段階です。」

 

デジタルノマドビザとは

デジタルノマドビザの狙いは
「デジタルノマドがエストニア国内を365日間まで仕事をしたり旅をする事を可能にする事」
です。

更にシェンゲン協定エリア国々へのアクセス、他EU各国への90日間の滞在を可能にします。アドバイザリーピリオドの後に、制度を法的な物にする為に、ビザを法律へ移行します。

基本的に、デジタルノマドとは場所にとらわれずに仕事の大半をオンラインで行う人々の事をさします。アドバイザリーピリオドの間に、専門家が"デジタルノマド"の定義を再度見直してから法律へ移行させる予定です。

デジタルノマドビザのへの調査とサポート

この新しいビザの為に、ジョバティカルは1000人を超えるデジタルノマドコミュニティーのメンバーに調査を行った。回答は以下の通り。
・92%以上が現在デジタルノマド、またはデジタルノマドに成る事を熱望している。
・81%が新しい国で、年単位で働く事を希望している。
・ほぼ99%の現在ノマドまたはデジタルノマド希望者は、ビザプロセスの単純化が場所にとらわれずに働く事を更に容易にすると回答。

調査の中で、回答者たちは"場所にとらわれすに働く事"を阻害する34の障壁を指摘。
その中でもビザ問題の複雑性はもっとも大きな問題として取り上げられている(全体の10%)

(結果は2月8日-20日に行われた1050人の回答者に対して行われた調査より。回答者はジョバティカルコミュニティーに所属する現在デジタルノマド、またはデジタルノマド希望者)

 

ジョバティカルとKaroli Hindriks

ジョバティカルの創業者兼CEOのKaroli Hindriks氏曰く

「デジタルノマドのキャリアサポートは我々の企業精神です。我々の目的は知的な人々達へ"夢の様な働く場所"を見つける架け橋になる事です。」

「仕事の世界は劇的に変化しています。テクノロジーは今までにないほど多くの人をリモートワークへ導き、多くの企業がビジネスを提供する事を可能にしています。
デジタルノマドビザは政府がモバイルワークをサポートするという形で、一つのブレークスルーになるでしょう。我々は喜んでエストニア内務省をサポートし、世界中のデジタルノマド達が国境を超えて働く事の実現を心から楽しみにしています。」

ジョバティカルは2014年にスタートした会社。150ヶ国以上からなる10万人以上のユーザーを獲得している。仕事を求めるデジタルノマドと企業をつなぐプラットフォームを提供している。

この発表は何を意味するか

この発表はエストニア独立100周年記念日に発表された。デジタルノマドビザ構想により、EU内でのデジタル先進国としてのポジションを更に強めるとされている。

非常に聞こえのいい政策だが、常に悪魔は存在する。エストニアがデジタルノマドをどの様に定義するのか、そして他のEU諸国は賛同するだろうか。他諸国の賛同なしにはこの構想は進まない事が予想される。

しかし、エストニア自身もこのリスクについて十分承知している。NATOサイバー攻撃対策センターを首都タリンに構える他、ロシアとの国境に接している数少ないEU国であり国民の25%はロシア語ネイティブスピーカーである。

まとめ

とってもワクワクする構想ですね!
実現すればエストニアに会社を構えながら世界でビジネスを行い、定期的にエストニアに訪れるなんてライフスタイルが実現しそう。しかもEU旅行付きで。
Estonia Worldという別ソースによると、なんと2019年実現予定で話が進んでいるそう。
もう来年ですね...。

こういうヨーロッパの動きを見るたびに、ヨーロッパの国々はライフスタイルに関する議論が日本の何倍も進んでいる事を感じます。
似たようなビザを既に発行している国に、ドイツのフリーランスビザがあります。

またこの構想だけでなく、ジョバティカルという企業の動きもこれから注目です。
まだアジアへの進出は弱いですが、マレーシア等の東南アジア進出に力を入れている様子。
ジョバティカルのホームページを実際に見て募集している仕事を見ると、自分のリモートワーク構想が更に具体的になります。是非チェックしてみてください。

僕もダイバーだけじゃなく、更にリモートワークに繋がる仕事のスキルを更に高めて行こうと思います。
「好きな場所で好きな事をして生きる」ライフスタイルの実現を目指していきましょう!

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